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本稿は,「日本人の国民性調査」の二次分析をとおして,日本人の宗教意識/宗教性に関する 質問諸項目の理論的な背景を探るとともに,それらの内容と形式を再検討する方法論的な試み である.まず,前者については,関連調査報告書の記述内容の検討が課題となる.そして,後 者については,第 13・14 次調査データを用いたそれら質問諸項目に対する「回答の分布」の検討 から始めて,つぎにそれら諸項目の「信頼性」と「妥当性」の検討へとデータ分析を進めていく. 以上の検討から,つぎのようなことが確認される.(1)質問諸項目の内容の理論的な背景は 必ずしも明確でなく,それら諸項目の形式についても十分な検討がなされているとはいえない. (2)質問諸項目の「相関マトリックス」「因子分析」「クロンバックの α 係数」による検討から,そ れらが「共通の内容」を含むものであることが示唆されるものの,それらの「関係性」「構造化」 「信頼性」のレベルは低い.(3)諸項目の「妥当性」の検討から,いくつかのケースで「理論的に予 測された関係」が確認されず,それらの諸項目のほかの諸項目との「異質性」が示唆される. では,なぜこのような結果がでてくることになったのであろうか.その原因の探索が今後の 課題となる.具体的な方略としては,(1)本稿で試みた「量的分析」と選択肢の「記入欄」の内容 分析などの「質的分析」とを組み合わせた mixed methods approach の試み,(2)選択肢の「表現 形式」の影響についての実験計画法のアイディアにもとづくシステマティックな検討,があげ られる.
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日本人の宗教意識/宗教性に関する質問諸項目の
方法論的な検討: 日本人の国民性調査」の二次分析
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In 統計数理, 69(2), 339-365, 2021
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